はじめての神戸牛|神戸牛一頭買いの西神飯店
「神戸肉」文字の木版

はじめての神戸牛
~知ればもっと旨くなる~

神戸牛とは

世界が認めた極上の和牛、
その名は「神戸牛」

神戸牛とは、兵庫県産の黒毛和種として 血統の純粋を永年に亘って保ち続ける 「但馬牛」の中でも最高品質の牛だけに許される称号です。
良質な野草を充分食べて、原野を駆け強い脚、 腰を作り、愛情たっぷりに育てられ、 その仔牛を、六甲山系の地で二~三年間の時間をかけて 熟練された肥育農家の技術で神戸牛(神戸肉)となります。 この地は水、気候、良質な飼料に恵まれ、ここで飼育される肉牛は きめ細かく(霜降り)味良く、すばらしい肉に仕上がります。
神戸肉の歴史は古く神戸港の開港以来、入港した外国船の船員が、 神戸肉を食し、その旨さを国に帰り、 言い伝えて神戸肉のすばらしさは世界に広がっていきました。
黒毛和種の一種
  • 神戸牛と但馬牛(たじまうし)の違い

    但馬牛を神戸肉流通推進協議会の登録農家によって 丹精込めて肥育し審査規定により肉質等級(格付) A4のNO,6以上が神戸牛(神戸肉)として認められ「神戸肉之証」が交付されます。
  • とろける肉質と
    厳格な基準が生んだ“奇跡の牛”

    放牧中の黒毛和種

    とろける肉質と厳格な基準が生んだ“奇跡の牛”

    ひと口頬張れば、とろけるような柔らかさと、奥深い旨みが広がる——。 世界が認めた美味、神戸牛(神戸肉)は、明治の開港以来、長きにわたり最高級ブランドとして愛され続けています。 その最大の魅力は、きめ細やかな霜降りとしっとりした舌ざわり。 脂は極めて質が高く、融点が低いため、指先で触れるだけで溶け出すほど。 赤身と脂が織りなす美しい“さし”は、舌にのせた瞬間にすっとほどけ、上品な甘みと芳醇な香りを残します。 他では味わえない、究極のやわらかさと旨み。 それは、厳格な基準を満たした“奇跡の牛”だからこそ生み出せる味わいです。
  • ちょっと豆知識!国産牛と和牛の違いをご存知ですか?

    スーパーで並べられているお肉には「国産牛」とか「和牛」といった表示があり、同じ日本のお肉なのに、いったいどこが違うのだろうか?と思われている方も少なくないはずです。 国産牛とは、外国種や輸入牛でも3ヶ月以上日本国内で肥育されると国産牛になります。 つまり、アメリカ産やオーストラリア産の牛でも日本で3ヶ月以上飼育されていれば「国産牛」と称されるようになるのです。 和牛は日本の在来種をもとに、交配を繰り返して改良されたものです。 日本では現在、「黒毛和種」、「褐色和種」、「日本短各種」、「無角和種」と4種類しかありません。 和牛では但馬牛、松坂牛、米沢牛などが有名ですが、純粋な血統を守っているのは但馬牛だけなのです。 その但馬牛の中にもランクがあり、最高品質のものだけが神戸牛(肉)となります。

神戸牛の味の特徴

一口で広がる濃厚な旨味、
まるで口福の波

美しい霜降りの和牛肉

一口で広がる濃厚な旨味、まるで口福の波

神戸牛はその一口ごとに濃厚な旨味を感じられます。 口の中で弾ける肉汁、舌の上で瞬く間に溶ける極上の脂、噛むごとに増していく赤身の深いコク、立ち上る香ばしさ、心地よく響く焼き音……。 どれをとっても神戸牛は最高の旨味体験を提供してくれます。 神戸牛には、サシが細かく均一に入っているだけでなく、赤身の中に脂が網の目のように張り巡らされているのが特徴です。そのため、一口噛んだだけで、いっせいに脂が口の中に溶けだして、最高のハーモニーを奏でます。口の中に広がる旨味の波は、神戸牛の肉質からもたらされる最上級のプレゼントであると言えるでしょう。 神戸牛の旨味は、赤身のコクととろけ出る脂が調和した旨味なのです。だからこそ、何枚食べても飽きがこず、もっと食べたいと思えます。脂も上品な甘さを感じられるので、しつこくありません。胃もたれの心配もなく、美味しく召し上がれます。どんなときでも食べたいと思えるのが神戸牛の魅力でもありますし、どんなときでも最高の体験ができるものなのです

肉の香りと旨みのハーモニー、
未体験の味わいへ

厚切りの牛肉一例

肉の香りと旨みのハーモニー、未体験の味わいへ

神戸牛を焼くと、メイラード反応が起こります。メイラード反応とは、神戸牛に含まれているアミノ酸と糖が過熱されることで結合する反応のことです。メイラード反応が起こることで、神戸牛の香ばしい香りが漂い、美味しそうなこんがりとした焼き色がつきます。 神戸牛の脂がメイラード反応で溶け出し、神戸牛のきめ細やかな霜降りが旨味へと変化するのです。その結果、肉の香りと旨味のハーモニーが奏でられ、未体験の味わいを経験できます。神戸牛の表面からは香ばしい香りを感じ、中からは甘くジューシーな香りを感じることで、ハーモニーが生まれるのです。神戸牛の香ばしい香りと甘くジューシーな香りを感じながら食べることによって、旨味が何倍にも増幅します。口の中で感じる旨味だけでなく、匂いからも感じる旨味が神戸牛を食べるときの醍醐味だと言えるでしょう。五感をフルに使って召し上がるからこそ、神戸牛の美味しさを最大限に実感できます。

とろける脂、ほのかな甘み…
これぞ国産牛の真骨頂

当店メニュー一例

とろける脂、ほのかな甘み…これぞ国産牛の真骨頂

霜降りが美しく入った神戸牛は、口の中の温かさでゆっくりと脂が溶け出します。溶け出した脂は舌の上にゆっくりと広がっていき、まさに「とろける」という言葉がぴったりです。 口の中でほどけるように脂がとろけ出してくるのは、神戸牛の融点が低いからです。口の中に入れただけで、脂が溶け出し、口の中を甘みと旨味でいっぱいにしてくれます。 神戸牛の脂は、口どけは柔らかく、驚くほど軽やかで、舌にまとわりつくことがありません。とろける脂とほのかな甘み、肉を噛むごとにあふれ出る旨味が絶妙に調和して、口の中を幸せにしてくれるのです。神戸牛をひと噛みするごとに、まさに「国産牛の真骨頂」と呼ぶにふさわしい美味しさを感じていただけるでしょう。一度この美味しさを味わえば、その記憶は舌と心に深く刻まれるはず。また食べたいと思っていただけるのは、とろける脂とほのかな甘みがもたらしてくれる神戸牛の美味しさゆえなのです。

品質保証の取り組み

店頭ショーケース
  • 一頭ごとの個体証明で守る本物の神戸牛

    神戸牛は、日本の牛トレーサビリティ法に基づき、すべての牛に10桁の個体識別番号が付与され、 誕生から飼育農場、出荷までの履歴が国のデータベースで管理されています。
    この番号を確認すれば、生産者や育成環境まで一目でわかる仕組みで、 間違っても偽物が入り込む余地のない徹底した管理体制がとられています。
    また、神戸肉流通推進協議会による厳格な審査を通過した枝肉には、「のじぎく判」が4か所に押印され、 正式な「神戸肉之証」が交付されます。これにより、真に基準を満たした神戸牛のみが市場に流通します。
    こうした制度は、神戸牛ブランドの信頼と誇りを守るための絶対条件となります。
    見えない部分での管理と努力があるからこそ、安心して本物の味わいを楽しむことができるのです。
    “確かな証明と徹底した品質管理”これが、世界が認める神戸牛の価値です。
  • 地理的表示(GI)保護のマークについて

    平成27年12月22日に農林水産省にて、地理的表示保護法にかかるGIマークを 「神戸ビーフ」「神戸肉」「神戸肉」「KOBE BEEF」「但馬牛」「但馬ビーフ」が認定され登録証授与式が行われました。
    抽選の結果「但馬牛」「但馬ビーフ」が登録番号2号 「神戸ビーフ」「神戸肉」「神戸肉」「KOBE BEEF」が登録番号3号に決定しました。
    地理的表示(GI)保護制度は、地域で長年育まれた特別な生産方法によって高い品質や評価を獲得している 農林水産物・食品の名称を品質の基準とともに国に登録し知的財産として保護するものです。
    登録された生産地や品質等の基準を満たした産品は、地理的表示が付されて流通することになります。
    その際、併せて下記のGIマーク(地理的表示法に基づく登録標章)が付されることとなっており地理的表示産品であることの証となります。